思い立ったがtoki日(トキジツ)_2020. 02月 版

レッスンで思ったことや気付き、考えること、ヨガに関わらず頭の整理に使いたいメモ。

<Feb. 05. 2020    無意識か!(=無意識下)>

 

 春のような陽気から一転、真冬の寒さが続きますね。

寒い日は、鍋がいいよね。 なんて言う割には、おこた(注:こたつ)で食べるアイスは最高だよね、とか矛盾したことを平気で言ってしまう自分がヨガをお伝えしていていいのだろうか、とたまに思います。

好きなものはやめられません。いえ、やめられるけれど意識的にしないだけ、とでも言いましょうか。

無意識で食べているわけではなく、寒いのに冷たいものを摂って身体を冷やしている、と自覚しながら食べてます。そうすると、少しの罪悪感が欲望にブレーキが掛かり易くなります。多分。

食べ物に限らずですが、身体への影響が「悪い」ものも、たとえ「善い」とされる行いでも、そのどちらも『過ぎる』ようではいけません。また、それを無意識下で行うことも、おすすめできません。

冷たいものを摂ったのなら、いつもよりも意識的に身体を温める努力をする必要がありますし、ジムでハードワークをただノルマをこなすように過ごすのではなく、一つ一つの動きにフォーカスして意識的に動いていく必要があります。折角身体を動かしているのだから、会費の元を取るための消化試合のような時間にしてしまってはもったいないです。

日常生活の中で、呼吸も同じです。お仕事や家事や育児、大事なことに注意を払っている時は、常に呼吸は無意識下に晒されています。 そのため、呼吸は意識的に深めない限り、浅いままで一日を終えていきます。

 呼吸も、そして身体によくないけどやめられない好きなことも、ご自身の意識下に置いていきましょうよ。

 そのコツがつかめないようなら、是非tokiyoga まで。

 

 

<Feb. 15. 2020    不調ヨ、サヨナラ>

 

 ヨガを始めてから、毎年なっていた「しもやけ」がどこかへ行ってしまった、という方がいらっしゃいます。嬉しね。

正しく身体を動かせている証拠だし、何よりご自身の身体に注意を払うことが出来ている結果ですね。 

身体の不調は人それぞれ。日々身を置く環境によって様々です。全ての不調が一気に改善する、なんていう魔法のような効果はありませんが、いつも意識していなかったことにちょっとだけ目を向けて、継続したら必ずいい事待ってます。こんがらがった糸が一瞬で解けることはありませんが、一つずつ解いていく作業を繰り返していると、おお 全部解けているではありませんか! なんて日が来るかもしれませんよ:-)

 

 

<Feb. 25. 2020    視線は前に~上に~>

 

 何か、また寒いですね。春の訪れの前は、いつこうだと分かっていても、つい体調を崩してしまいがちです。 お気を付けください。 

 寒い時もですが、悩ましいことや気掛かりなこと、体調が悪い時も勿論ですが、心や身体でどこか調子が悪い時、背中を丸めますよね。背中を丸めて胸やお腹側を縮めて、こう キュ~~っと丸くなる感じです。顔は自然と俯き、背中は更に丸まりやすくなります。 丸くなると何となく弱った心やお腹が守られているように感じられますが、見方によっては心地良さから遠ざかってしまう動作でもあるんです。 内臓を圧迫して心地が良い人はいませんが、何となく守られている錯覚には陥り易い姿勢なので、つい、やってしまいがちですね。

 でも、そんな時はちょっと顔を正面に向けてみてください。背中が丸くなっていると、正面に顔を向けるのちょっと苦しいですよね。首がすくんで耳と肩が近づいています。そこで肩を下げて、首を上に向かって長~く伸ばしてみてください。顔は正面を向いたままですよ。 はい、丸い背中が伸びました。呼吸が入りやすい姿勢になりました。

 だからどうした。 ですよね。 そんなことで悩みは解消されないし、抱えている問題は減りません。 でも、背中を丸めて縮んでいても、同じように解消されませんよね。おまけに呼吸も身体に入りづらく、血液の巡りも悪いままです。 同じ解消されないのなら、せめて身体の隅々まで酸素を巡らせて、血流だけでも解消すると、もしかすると解決策が見出しやすくなるかもしれませんよ? ほら、よく会議で行き詰まり感が漂っている時に、外の空気吸ってくる、とか。あれですよ。そう、それです。 リフレッシュするだけでも、物事が好転するきっかけになったり、別の角度から物事を見ることが出来たり。 優れなかった体調が、新鮮な空気を身体に取り入れただけで、頭が少しだけスッキリしたり。いえ、毎回そうなるとは限りませんが、それでも背筋が伸びて新鮮な空気が身体に入りやすくすることは、生命維持活動に於いて大切なことです。 ですから、どうぞ。 ちょっとだけ、視線を前に、そして気持ち前からちょい斜め上に。 

 

 

<Feb.27. 2020    非日常を日常に>

 

 自分へのご褒美、という言葉をよく耳にします。

 美味しいものや行きたい場所など、「ご褒美」 の定義は様々ですが、日常お目にかかれない代物であることには違いありません。 ヨガを特別なもの、として考えている方もいらっしゃいますが、ジムへ行ったりランニングをしたりするのと同様に、毎日や毎週、といったように日常に組み込みやすい健康ツールの一つなのです。 ほんとうは健康ツールだけに留まるものではないんだけどね。 特別なものと考えるとなかなか手を付けづらい。 でも、ヨガって私たちの日常の延長線上にあるものだと知ってしまえば、二度美味しい😋 なんていう感覚、必ず味わってもらえると思います。